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筋肉を学ぼう vol.2|ハムストリング

2024.02.24//

1. はじめに




こんにちは、ストレッチアップ武蔵関店の中田です。
 
筋肉を学ぼうシリーズの2回目は「ハムストリング」についてご紹介します。
 
単数形の「ハムストリング」や複数形で「ハムストリングス」、
または略して「ハム」と呼ばれたりする筋肉です。
みなさん、聞いたことはありますでしょうか?
 
「とある怪我」の頻発ポイント(この記事内でご紹介します)なので、
スポーツをされている方には馴染みのある筋肉かもしれませんね。
 
普段の生活でも「正しい姿勢」にとっても関係していますので、
あまりスポーツをされないという方でも興味を持っていただけると嬉しいです。
 
 

2. どんな筋肉?




2-1. どこにある?

 
どこにある筋肉なのか、ストレッチをしつつ感じてみましょう。
 
感じてみよう】
立ち上がって前屈の姿勢をとります
ジワーっと伸ばしていくと……
痛くなってくる太モモの後ろの筋肉
ここがハムストリングです!
いわゆる、モモ裏の筋肉ですね。
 


ストレッチアップでは、
仰向けの姿勢で足の裏を天井に向けるように上げていくストレッチ、
この動きでハムストリングを伸ばしています。
「身体が硬いです」というお客様は苦手なストレッチかもしれません……汗
 


 

2-2. どんな動きで使う?

 
さてここでクイズです。
 
どっちの選手がよりハムストリングを使っている?
 
A. ボールを強く蹴るサッカー選手
B. 地面を強く蹴って走る短距離走の選手
 
正解は……Bの短距離走の選手!
 
ボールを強く蹴るには太モモの「前」の筋肉を使います。
とはいえ、サッカー選手はスプリントもしますので、
ハムストリングも発達しています。
少しややこしい問題でしたね。
 
「とある怪我」の肉離れを起こしやすい筋肉としても知られています。
 
 

2-3. 日常の中で使われるシーン

 
膝を曲げる脚を後ろに引くという動きで使われます。
歩く、走る、階段を登るなど、基本的な動作で大活躍しています。
 
今朝、電車に乗り遅れそうになったけれどギリギリ間に合ったのは、
ハムストリングのおかげと言えるかもしれません。
ありがとう、ハムストリング。
 
 

3. ハムストリングのセルフストレッチ




3-1. 柔軟性があると良いこと

 
ハムストリングは骨盤(股関節)と膝の関節を結ぶ筋肉です。
ここが硬くなると骨盤が後ろに引っ張られ、骨盤が後傾した姿勢になります。
骨盤が後ろに倒れると背中を丸めてバランスをとるようになる
背中が丸まると肩が前に出てしまう「猫背」になりやすくなる
 
……というように、
ハムストリングに柔軟性があることで上半身の正しい姿勢にも繋がります
身体の筋肉は連携し合っているのですね。
 
 

3-2. ハムストリングのセルフストレッチ

 
【セルフストレッチ】
椅子に浅く座ります
 Point:つま先と膝は真っ直ぐ前を向けます
ストレッチをしたい足を前に出し、かかとを床につけます
 Point:硬い方はここですでに効いているはず
腰から曲げるように上体を前に倒します
 Point:背中が丸まらないように!
痛気持ちいいところで30秒キープ
 Point:ゆっくり深呼吸を3回でも良いです
左右の足を入れ替えます
 


 

4. ハムストリングの豆知識




なぜハムストリングというのか
 
直訳すると、ハム→モモ肉、ストリング→紐。
その昔、モモ肉からハムを作る際に、
太モモの腱(ストリング)を使って
モモ肉(ハム)をぶら下げたことに由来するそうです。
ハムストリングのハムって、あのハムだったのですね。
 
 

5. まとめ




今回はハムストリングについて取り上げました。
 
モモ裏の柔軟性が姿勢の改善につながることは、
ご存知ではなかった方も多いのではないでしょうか?
 
スーパーでハムを見かけたら、
猫背になっていないかチェックしてみてください。
 
ストレッチアップでは施術はもちろん、
セルフストレッチのレクチャーも併せて、
ハムストリングの改善にをサポートします。
 
気になる方はぜひお問い合わせください!
 
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ストレッチアップ武蔵関店
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