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筋肉を学ぼう vol.1|内転筋
2024.01.10|ストレッチアップ武蔵関店/カラダについて/スタッフブログ
1. はじめに
こんにちは、ストレッチアップ武蔵関店の中田です。
さて、身体には約600もの筋肉があります。
筋肉の一つひとつに注目したときに、
その筋肉が硬いとどんな不都合があるのか?
その筋肉が柔らかいとどんな良いことがあるのか?
ストレッチアップの施術でアプローチする筋肉に絞ってご紹介します。
複数回に渡ってお届けしていく予定ですので、
気になる筋肉があればぜひ読んでみてください。
1回目の今回は「内転筋(ないてんきん)」を取り上げます!
2. 内転筋ってどんな筋肉?
2-1. どこにある?
まずは触ってみましょう。
以下のようにすると内転筋が強調されます。
【触ってみよう】
①椅子に座ります
②ボールやタオルを両膝で挟み……
③ぎゅっと押すように両膝に力をいれます
そのとき、もう一方の手で内ももを触ると
筋肉が硬くなるのが分かるかと思います。
(膝に近い方ではなく、鼠径部に近い方がより分かります)
触ることができましたでしょうか?
厳密にどこの筋肉かと探すより、
大まかに内ももにある筋肉なんだと理解していただければOKです。
ストレッチアップの施術では、
仰向けの姿勢で片膝を横に開き、股関節を深く曲げていくストレッチで、
内転筋を伸ばしています。
ストレッチを受けられる際には、
「これが内転筋か!」と感じていただけるはずです。
2-2. どんなときに使う?
突然ですが、ここでクイズです。
内転筋を使えていないのはどっち?
A. 電車で脚を開いたまま寝ている人
B. 電車で口を開けたまま寝ている人
正解は……A!
内転筋は脚を閉じるときに使います。
その他には、
・片足立ちで骨盤を安定させるとき
・平泳ぎで水中をキックするとき
などに使われます。
普段意識することの少ない筋肉かもしれませんが、
日常の動作の中でたくさん活躍してくれています。
ありがとう、内転筋。
2-3. 内転筋が硬いと起こる不具合
衰えやすい筋肉と、硬くなりやすい筋肉に分類するとすれば、
内転筋は硬くなりやすい筋肉です。
さきほどの電車で脚を開いて寝ている人も、
内転筋が硬くなってしまっていて、
内転筋を使わない脚を開いた姿勢の方が
ラクになってしまっているのかもしれません。
内転筋は片足で立ったときの骨盤の安定にも影響します。
言い換えれば、歩行時の安定でもあります。
転倒の予防のためにも柔らかくしておきたいですね。
3. ご自宅でできる内転筋ストレッチ
①肩幅より広めに脚を広げます
Point : つま先は真っ直ぐ前を向くようにします
②左膝を曲げていき……重心を左に移動させます
Point : 左膝がつま先より前に出ないように!
③右足の内転筋がストレッチされます
Point : 深呼吸3回分その姿勢をキープしましょう
④左右を入れ替えて同様に
4. 内転筋の豆知識
ここまで内転筋についてお話してきましたが、
実は……「内転筋」という名前の筋肉は存在しません。。
一般に「内転筋」と呼ばれている筋肉は、
正しくは「内転筋群(ないてんきんぐん)」と言います。
膝を閉じる動きを、股関節の「内転」と呼び、
反対に膝を開く動きを、股関節の「外転」と呼ぶのですが、
「内転」させる筋肉が5つあり、その総称なのです。
5つそろって、内転筋群!なのですね。
まとめ
今回は「内転筋」を取り上げました。
ついつい脚を組んでしまうクセのある方、
何もないところでバランスを崩して転倒してしまった方、
内転筋が硬くなっているかもしれません。
ストレッチアップでは
施術の中で内転筋をしっかり伸ばしていきます。
硬い方には「痛気持ちいい」ストレッチです。
気になる方はぜひお問い合わせくださいね。
ストレッチで動きやすい身体を手にいれましょう!
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