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脂肪肝はご存じでしょうか
2024.02.06|ストレッチアップ武蔵関店/カラダについて
みなさんこんにちは。
ストレッチアップ武蔵関店の村山です。
「脂肪肝」という言葉を耳にしたことはありますか。
おなか周りが気になる人は、脂肪肝というワードを聞いたことがあるのではないでしょうか。
肝臓は、さまざまな栄養素を取り込んで分解したり新たに合成したり、バランスよく全身に供給する大事な役割を担っています。
しかし食べ過ぎや運動不足などのために食事でとったカロリーが消費量を上回ると、肝臓で中性脂肪が多く作られ、肝臓にたまり脂肪肝となります。
その状態はフォアグラ状態と言われているそうです。
(フォアグラはガチョウやカモの肝臓です)
その脂肪肝ですが、原因によって呼び名が変わります。
1つ目はお酒の飲み過ぎによる「アルコール性脂肪肝」。
2つ目は、お酒を飲まないのに発症する「非アルコール性脂肪肝」です。
一般的に、お酒の飲み過ぎは脂肪肝から、肝炎や肝硬変、肝がんに発展することは知られていますが、非アルコール性脂肪肝の方でも同じように病気が進行してしまうケースは少なくありません。
今回は、「お酒を飲まないから大丈夫」という油断から気付きにくい、非アルコール性脂肪肝についてみていきましょう。
非アルコール性脂肪肝をもう少し詳しく解説
非アルコール性脂肪肝は「NAFL(ナッフル)」とも呼ばれます。
飲酒の習慣がなくても、不規則な生活習慣や食事の偏り、ストレスなどが原因で脂肪肝となります。
実は日本人の脂肪肝で多い原因は、飲み過ぎではなく、食べ過ぎによるものです。
非アルコール性脂肪肝(NAFL)を放置すると、徐々に肝臓の中の環境が悪くなります。
そして肝細胞は壊れます。
これにより肝臓で炎症が起こり、それが長い時間続くことによって肝臓が硬くなる「線維化」という現象が起きることがあります。
そして肝硬変症や肝がんに進行するタイプの肝炎を伴っています。
これが、非アルコール性脂肪肝炎「NASH(ナッシュ)」です。
このように非アルコール性の脂肪肝から脂肪肝炎や肝硬変に進行した状態までを含む一連の肝臓病のことを、非アルコール性脂肪性肝疾患「NAFLD(ナッフルディー)」といいます。
なる前・なってしまったらやること
肝臓は沈黙の臓器といわれるように、多少の負担では症状があらわれません。
脂肪肝も同じく自覚症状がない人がほとんどです。
NASHになったとしても、かなり病状が進行しない限り気づきません。
ただ、脂肪肝になると「ドロドロ血」となり全身に酸素行き渡らず、疲れやすい、肩がこる、頭がボーッとするといった症状が出ることもあります。
また、NASHから肝硬変に進行すると、黄疸や足のむくみ、腹水がたまることによる腹部の膨満感などがあらわれることもあります。
脂肪肝になる原因は生活習慣です。
食事、運動、減酒といった生活習慣の見直しにより、肝臓にたまった中性脂肪が減り肝機能の回復が見込めます。
しかし一時的に脂肪が減り数値が改善しても生活習慣が元に戻れば再発の可能性が高くなります。
再発した脂肪肝はNASHに進行しやすいので、悪い生活習慣を断ち切り効果的な食事運動療法を取り入れていきましょう。
過剰な糖質や脂肪の摂取を控え、緑黄色野菜や食物繊維の豊富な野菜をたくさん食べましょう。
運動は、5分でも10分でもいいので、体を動かすことです。
もちろんストレッチも効果的です。
筋肉は第2の肝臓とも言われています。筋肉が増えると代謝もよくなり、NASHの改善につながります。
先にも書いた通り、生活習慣病は知らず知らずのうちに進行しています。
もしかしたら、今も少しずつ。
症状が現れてからでは遅い場合もありますの、定期的な健康診断とバランスのいい食事、適度な運動を日ごろから行いうようにしましょう!
ストレッチアップ武蔵関店の村山です。
「脂肪肝」という言葉を耳にしたことはありますか。
おなか周りが気になる人は、脂肪肝というワードを聞いたことがあるのではないでしょうか。
肝臓は、さまざまな栄養素を取り込んで分解したり新たに合成したり、バランスよく全身に供給する大事な役割を担っています。
しかし食べ過ぎや運動不足などのために食事でとったカロリーが消費量を上回ると、肝臓で中性脂肪が多く作られ、肝臓にたまり脂肪肝となります。
その状態はフォアグラ状態と言われているそうです。
(フォアグラはガチョウやカモの肝臓です)
その脂肪肝ですが、原因によって呼び名が変わります。
1つ目はお酒の飲み過ぎによる「アルコール性脂肪肝」。
2つ目は、お酒を飲まないのに発症する「非アルコール性脂肪肝」です。
一般的に、お酒の飲み過ぎは脂肪肝から、肝炎や肝硬変、肝がんに発展することは知られていますが、非アルコール性脂肪肝の方でも同じように病気が進行してしまうケースは少なくありません。
今回は、「お酒を飲まないから大丈夫」という油断から気付きにくい、非アルコール性脂肪肝についてみていきましょう。
非アルコール性脂肪肝をもう少し詳しく解説
非アルコール性脂肪肝は「NAFL(ナッフル)」とも呼ばれます。
飲酒の習慣がなくても、不規則な生活習慣や食事の偏り、ストレスなどが原因で脂肪肝となります。
実は日本人の脂肪肝で多い原因は、飲み過ぎではなく、食べ過ぎによるものです。
非アルコール性脂肪肝(NAFL)を放置すると、徐々に肝臓の中の環境が悪くなります。
そして肝細胞は壊れます。
これにより肝臓で炎症が起こり、それが長い時間続くことによって肝臓が硬くなる「線維化」という現象が起きることがあります。
そして肝硬変症や肝がんに進行するタイプの肝炎を伴っています。
これが、非アルコール性脂肪肝炎「NASH(ナッシュ)」です。
このように非アルコール性の脂肪肝から脂肪肝炎や肝硬変に進行した状態までを含む一連の肝臓病のことを、非アルコール性脂肪性肝疾患「NAFLD(ナッフルディー)」といいます。
なる前・なってしまったらやること
肝臓は沈黙の臓器といわれるように、多少の負担では症状があらわれません。
脂肪肝も同じく自覚症状がない人がほとんどです。
NASHになったとしても、かなり病状が進行しない限り気づきません。
ただ、脂肪肝になると「ドロドロ血」となり全身に酸素行き渡らず、疲れやすい、肩がこる、頭がボーッとするといった症状が出ることもあります。
また、NASHから肝硬変に進行すると、黄疸や足のむくみ、腹水がたまることによる腹部の膨満感などがあらわれることもあります。
脂肪肝になる原因は生活習慣です。
食事、運動、減酒といった生活習慣の見直しにより、肝臓にたまった中性脂肪が減り肝機能の回復が見込めます。
しかし一時的に脂肪が減り数値が改善しても生活習慣が元に戻れば再発の可能性が高くなります。
再発した脂肪肝はNASHに進行しやすいので、悪い生活習慣を断ち切り効果的な食事運動療法を取り入れていきましょう。
過剰な糖質や脂肪の摂取を控え、緑黄色野菜や食物繊維の豊富な野菜をたくさん食べましょう。
運動は、5分でも10分でもいいので、体を動かすことです。
もちろんストレッチも効果的です。
筋肉は第2の肝臓とも言われています。筋肉が増えると代謝もよくなり、NASHの改善につながります。
先にも書いた通り、生活習慣病は知らず知らずのうちに進行しています。
もしかしたら、今も少しずつ。
症状が現れてからでは遅い場合もありますの、定期的な健康診断とバランスのいい食事、適度な運動を日ごろから行いうようにしましょう!
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