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トレーニングの原則について
2020.06.07|カラダについて/スタッフブログ/ストレッチアップ立川店
こんにちは!
ストレッチ立川店の山根です。
今回は前回お話しした通り、トレーニングの原則について、今回から複数回に分けて分かり易く説明したいと思います。
トレーニングの原則とは、過負荷(オーバーロード)の原則、特異性の原則、可逆性の原則、漸進性の原則、反復性の原則、個別性の原則、意識性の原則、全面性の原則のことを言います。
この8つの原則のうち、最初の3つを3原理、あとの5つを5原則と分けてトレーニングの3原理5原則とも言うこともあります。
今回はその中の内、過負荷の原則と特異性の原則について説明したいと思います。
まず過負荷の原則とは、トレーニングを行う時は、日常生活でかかる負荷よりも大きな負荷をかけることが必要であるということです。
例えば、「立つ」ことを想像してください。この「立つ」というのは、重力という負荷に対して人間が重力と同じくらいの力を地面に加えているため「立つ」ことができます。過負荷とは、この「立つ」状態にかかる負荷つまり重力以上の負荷を意図的にかけることであり、これにより身体機能の向上を図ることができます。
次に特異性の原則とは、個人の目的に合わせて最適なトレーニングを行うことが必要であるということです。
例えば、走り幅跳びの記録向上を狙いたいという選手の目的に対して、長距離の練習を行わせても記録の向上を狙うことはできません。なぜなら、走り幅跳びは主にジャンプ力とスピードが必要であるのに対し、長距離は主に持久力が必要だからです。走り幅跳びの記録向上を狙うのであれば、ジャンプ力を伸ばすためのトレーニングと短距離的なトレーニングを行うことがの選手に必要なトレーニングとなるのです。
それでは今回はここまでとなります。ここまで読んでいただきありがとうございます。
なお、今回トレーニングの原則について紹介しましたが、これに関しては様々な意見があり、トレーニングの原則と検索してみると、トレーニングの3原則と書かれているものや6原則と書かれているもの、はたまた7原則と書かれているもの色々あります。
このブログではそれぞれの妥当性について、ことさら検討していくということはしませんが、トレーニングの原則についてもっと知りたいという方は様々な文献や論文をみると非常に参考になると思います。参考までに、私が参考にした文献・論文も載せておきます。
参考・引用文献
JAAF 中学校部活動における陸上競技指導の手引き 4章 練習の組み立て方https://www.jaaf.or.jp/files/upload/201812/jhs-004.pdf
齋藤健治「トレーニングの原理・原則」に関する一考察 名古屋学院大学file:///C:/Users/yamaneyuta/AppData/Local/Packages/Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe/TempState/Downloads/igakukenkou_vol0501_01%20(2).pdf
勝田茂 『入門運動生理学 第四版』杏林学院 2015年
著:Clem W. Thompson R.T. Floyd 訳:中村千秋 竹内真希 『身体運動の機能解剖 改訂版』 2017年
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twitterはこちらから ↓ https://mobile.twitter.com/stuptachikawa
instagramはこちらから ↓ https://www.instagram.com/stuptachikawa/
ストレッチ立川店の山根です。
今回は前回お話しした通り、トレーニングの原則について、今回から複数回に分けて分かり易く説明したいと思います。
トレーニングの原則とは、過負荷(オーバーロード)の原則、特異性の原則、可逆性の原則、漸進性の原則、反復性の原則、個別性の原則、意識性の原則、全面性の原則のことを言います。
この8つの原則のうち、最初の3つを3原理、あとの5つを5原則と分けてトレーニングの3原理5原則とも言うこともあります。
今回はその中の内、過負荷の原則と特異性の原則について説明したいと思います。
まず過負荷の原則とは、トレーニングを行う時は、日常生活でかかる負荷よりも大きな負荷をかけることが必要であるということです。
例えば、「立つ」ことを想像してください。この「立つ」というのは、重力という負荷に対して人間が重力と同じくらいの力を地面に加えているため「立つ」ことができます。過負荷とは、この「立つ」状態にかかる負荷つまり重力以上の負荷を意図的にかけることであり、これにより身体機能の向上を図ることができます。
次に特異性の原則とは、個人の目的に合わせて最適なトレーニングを行うことが必要であるということです。
例えば、走り幅跳びの記録向上を狙いたいという選手の目的に対して、長距離の練習を行わせても記録の向上を狙うことはできません。なぜなら、走り幅跳びは主にジャンプ力とスピードが必要であるのに対し、長距離は主に持久力が必要だからです。走り幅跳びの記録向上を狙うのであれば、ジャンプ力を伸ばすためのトレーニングと短距離的なトレーニングを行うことがの選手に必要なトレーニングとなるのです。
それでは今回はここまでとなります。ここまで読んでいただきありがとうございます。
なお、今回トレーニングの原則について紹介しましたが、これに関しては様々な意見があり、トレーニングの原則と検索してみると、トレーニングの3原則と書かれているものや6原則と書かれているもの、はたまた7原則と書かれているもの色々あります。
このブログではそれぞれの妥当性について、ことさら検討していくということはしませんが、トレーニングの原則についてもっと知りたいという方は様々な文献や論文をみると非常に参考になると思います。参考までに、私が参考にした文献・論文も載せておきます。
参考・引用文献
JAAF 中学校部活動における陸上競技指導の手引き 4章 練習の組み立て方https://www.jaaf.or.jp/files/upload/201812/jhs-004.pdf
齋藤健治「トレーニングの原理・原則」に関する一考察 名古屋学院大学file:///C:/Users/yamaneyuta/AppData/Local/Packages/Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe/TempState/Downloads/igakukenkou_vol0501_01%20(2).pdf
勝田茂 『入門運動生理学 第四版』杏林学院 2015年
著:Clem W. Thompson R.T. Floyd 訳:中村千秋 竹内真希 『身体運動の機能解剖 改訂版』 2017年
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