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【四十肩・五十肩について】
2016.11.30|カラダについて/ストレッチアップ天満橋店
皆さんこんにちは!最近めっきり寒くなりました。
首や肩が縮こまり、「肩が重い。」「首が痛い。」と言われるお客様が夏より多い気がします。
「四十肩かも~!!」と心配される方もいらっしゃいます。
よく聞く「四十肩」と「五十肩」。
「肩こりの酷いバージョン。」だと思っていませんか?
違いますよ!
ではこの「四十肩・五十肩」って一体なんなのでしょうか。
【四十肩・五十肩について】
正式な名称は「肩関節周囲炎」という病気の1つで、肩の関節周りに起きる炎症性の疾患の事を言います。
私達が普段動かしている肩や腕。
ぐるぐる回したり、後ろに引いたり・・・。
簡単そうに動かしていますが、とても複雑な構造で動かせているのです。
そもそも肩関節って肩甲骨と上腕骨が接続していて、周囲は多くの筋肉や腱で成り立っています。
関節を潤滑に動かすための「骨液包」等もあり、複雑がゆえに炎症も起こりやすい部分と言えます。
「四十肩」、「五十肩」ともに同じ事を指します。
40代から60代で発症する事が多いのですが、どんな年齢の方でもなる可能性があります。
若い方も注意が必要です。
【四十肩・五十肩の症状】
四十肩、五十肩になると肩の関節を少し動かすだけで突然激しく痛み出すと言うのが一般的な症状の始まりです。
髪の毛を整える時、洋服の脱ぎ着、棚の上の物を取るなど、日常生活の色々な場面で痛みを感じるようになります。
四十肩・五十肩には痛みの度合いで「急性期」と「慢性期」があります。
「急性期の症状」
肩と腕の痛みが強く、動かさなくても痛い時期を言います。
夜寝ている時に痛む「夜間痛」も急性期の特徴で、寝返りを打つだけでも激しい痛みに襲われ、目が覚める事もあります。
この時期で重要なのは出来るだけ手を動かさず、安静にしておく事です。
重い荷物等も持たないようにする事です。
炎症が強い時期なので患部をしっかりアイシングします。
この時期に適切な処置をしないと痛みが増し、長引く可能性があります。
病院では炎症を抑えることを優先した処置や薬を処方して貰えます。
急性期の期間はさまざまで、短くて2ヶ月、長いと9ヶ月近く続く事があります。
「慢性期の症状」
激しい痛みが少し和らぐと「慢性期」に入ります。
急性期の時に動かさなかった(動かせなかった!ですかね。)為、炎症は落ち着きますが腕は上手く動かすことが出来ません。
肩関節の可動域がかなり狭くなる「肩関節拘縮(こうしゅく)」という運動障害で腕が上がらなくなったり、手を後ろに回せなくなったりします。
又、筋力も衰えています。
この時期は痛みを感じない範囲で無理せず動かすように心がけます。
【四十肩・五十肩になる原因】
四十肩・五十肩になる原因は実はよくわかっていません。
利き手や動かし方に関係していると言われています。
その他、糖尿病の患者さんや、ホルモン関係の疾患や心臓疾患の方も四十肩・五十肩になり安いと言われています。
【どんな人がなりやすい?】
男性より女性の方がなりやすい傾向にあります。
体をよく使って仕事をする様な方に比べて、デスクワークをしている人に多いと言われています。
利き手とは逆の肩に症状が起こる事が多いとも言われており、肩を動かすことが少ない人になりやすいのではないかと言われています。
パソコン作業やスマートフォンなどで長時間同じ体制で動く事が少ない。
そういう方が普段とは違う荷物の上げ下ろしの作業などをすると、いつも動かしていた肩の動きとは別の動きをするので負担がかかり、痛み出す。なんて事もあるようです。
現在は20代、30代の若い世代の方も四十肩・五十肩の症状を訴える人が増えているので、注意が必要です。
【四十肩・五十肩のエクササイズ】
★振り子体操
1、ベット位の高さの台の横に立つ。
2、痛めていない手を台について足を乗せ、前かがみになる。
3、痛めている肩の方で500g~1kg位の重さのダンベルやペットボトルを持ち、手の甲を外側に向け力を抜き手をダラリとさせる。
4、ゆっくり前後に体を動かし、手が自然と動くようにします。
5、少しずつ振りを大きくしていきます。
10往復1セット。2セットを目標に。
前後が出来るようになったら円を描くように右回り、左回りと回していきます。
右回り左回り10回1セット2セットを目標に。
ポイントは腕や肩の力を使わず体をゆすりながら、自然と腕が揺れるような感覚で行います。
肩の痛みがまだ残っているようであれば、最初は何も持たないで行ってみましょう。
前かがみが辛いようであれば最初は緩く傾ける程度で行って下さい。
出来れば入浴後など、肩が温まっている時にやる事をおすすめします。
肩の痛みがない人にとっては楽な動きですが、四十肩・五十肩の方にとっては最初とても辛く感じます。最初から無理せず、痛くない程度で行いましょう。
【最後に・・・。】
四十肩・五十肩は痛みが落ち着き始めてからが重要です。
動かせなかった分、筋力も衰えています。
徐々に肩を動かし、筋力を元に戻していく事も考えて再発防止に備えましょう!
何より四十肩・五十肩にならないように日頃から肩や肩甲骨を柔らかくする努力も必要ですね。
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首や肩が縮こまり、「肩が重い。」「首が痛い。」と言われるお客様が夏より多い気がします。
「四十肩かも~!!」と心配される方もいらっしゃいます。
よく聞く「四十肩」と「五十肩」。
「肩こりの酷いバージョン。」だと思っていませんか?
違いますよ!
ではこの「四十肩・五十肩」って一体なんなのでしょうか。
【四十肩・五十肩について】
正式な名称は「肩関節周囲炎」という病気の1つで、肩の関節周りに起きる炎症性の疾患の事を言います。
私達が普段動かしている肩や腕。
ぐるぐる回したり、後ろに引いたり・・・。
簡単そうに動かしていますが、とても複雑な構造で動かせているのです。
そもそも肩関節って肩甲骨と上腕骨が接続していて、周囲は多くの筋肉や腱で成り立っています。
関節を潤滑に動かすための「骨液包」等もあり、複雑がゆえに炎症も起こりやすい部分と言えます。
「四十肩」、「五十肩」ともに同じ事を指します。
40代から60代で発症する事が多いのですが、どんな年齢の方でもなる可能性があります。
若い方も注意が必要です。
【四十肩・五十肩の症状】
四十肩、五十肩になると肩の関節を少し動かすだけで突然激しく痛み出すと言うのが一般的な症状の始まりです。
髪の毛を整える時、洋服の脱ぎ着、棚の上の物を取るなど、日常生活の色々な場面で痛みを感じるようになります。
四十肩・五十肩には痛みの度合いで「急性期」と「慢性期」があります。
「急性期の症状」
肩と腕の痛みが強く、動かさなくても痛い時期を言います。
夜寝ている時に痛む「夜間痛」も急性期の特徴で、寝返りを打つだけでも激しい痛みに襲われ、目が覚める事もあります。
この時期で重要なのは出来るだけ手を動かさず、安静にしておく事です。
重い荷物等も持たないようにする事です。
炎症が強い時期なので患部をしっかりアイシングします。
この時期に適切な処置をしないと痛みが増し、長引く可能性があります。
病院では炎症を抑えることを優先した処置や薬を処方して貰えます。
急性期の期間はさまざまで、短くて2ヶ月、長いと9ヶ月近く続く事があります。
「慢性期の症状」
激しい痛みが少し和らぐと「慢性期」に入ります。
急性期の時に動かさなかった(動かせなかった!ですかね。)為、炎症は落ち着きますが腕は上手く動かすことが出来ません。
肩関節の可動域がかなり狭くなる「肩関節拘縮(こうしゅく)」という運動障害で腕が上がらなくなったり、手を後ろに回せなくなったりします。
又、筋力も衰えています。
この時期は痛みを感じない範囲で無理せず動かすように心がけます。
【四十肩・五十肩になる原因】
四十肩・五十肩になる原因は実はよくわかっていません。
利き手や動かし方に関係していると言われています。
その他、糖尿病の患者さんや、ホルモン関係の疾患や心臓疾患の方も四十肩・五十肩になり安いと言われています。
【どんな人がなりやすい?】
男性より女性の方がなりやすい傾向にあります。
体をよく使って仕事をする様な方に比べて、デスクワークをしている人に多いと言われています。
利き手とは逆の肩に症状が起こる事が多いとも言われており、肩を動かすことが少ない人になりやすいのではないかと言われています。
パソコン作業やスマートフォンなどで長時間同じ体制で動く事が少ない。
そういう方が普段とは違う荷物の上げ下ろしの作業などをすると、いつも動かしていた肩の動きとは別の動きをするので負担がかかり、痛み出す。なんて事もあるようです。
現在は20代、30代の若い世代の方も四十肩・五十肩の症状を訴える人が増えているので、注意が必要です。
【四十肩・五十肩のエクササイズ】
★振り子体操
1、ベット位の高さの台の横に立つ。
2、痛めていない手を台について足を乗せ、前かがみになる。
3、痛めている肩の方で500g~1kg位の重さのダンベルやペットボトルを持ち、手の甲を外側に向け力を抜き手をダラリとさせる。
4、ゆっくり前後に体を動かし、手が自然と動くようにします。
5、少しずつ振りを大きくしていきます。
10往復1セット。2セットを目標に。
前後が出来るようになったら円を描くように右回り、左回りと回していきます。
右回り左回り10回1セット2セットを目標に。
ポイントは腕や肩の力を使わず体をゆすりながら、自然と腕が揺れるような感覚で行います。
肩の痛みがまだ残っているようであれば、最初は何も持たないで行ってみましょう。
前かがみが辛いようであれば最初は緩く傾ける程度で行って下さい。
出来れば入浴後など、肩が温まっている時にやる事をおすすめします。
肩の痛みがない人にとっては楽な動きですが、四十肩・五十肩の方にとっては最初とても辛く感じます。最初から無理せず、痛くない程度で行いましょう。
【最後に・・・。】
四十肩・五十肩は痛みが落ち着き始めてからが重要です。
動かせなかった分、筋力も衰えています。
徐々に肩を動かし、筋力を元に戻していく事も考えて再発防止に備えましょう!
何より四十肩・五十肩にならないように日頃から肩や肩甲骨を柔らかくする努力も必要ですね。
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